今夜もアナタと。
「なんだよ」




と、テレビとは真逆な王子を見れるのもワタシだけ?

そう思うとヨダレが垂れそうになったッ。




「かかかか帰って来たの?」




「そうだけど…悪い?」




そういうとワタシのベッドまで………いや、顔までぐーっと近づけてきた。

心臓が爆発してしまいそうだ…。

薄暗い部屋なのにセイが眩しすぎて目がおかしくなりそうだ。




目をそらさずにはいられないよッ!




「そーらーすーな」



そういうとワタシの顔をグンッと動かされて……セイとにらめっこ状態ッ…。




「ふーん」




なにがッ?













と聞こうとした瞬間、ワタシの唇はセイの唇に塞がれたんだッ。


< 17 / 72 >

この作品をシェア

pagetop