今夜もアナタと。
「……………」




王子は外ハネの遊ばせた髪をひらひらさせながら無口なまま意味深な瞳をこっちにむけてきた。




「な…なによ…」




カッコイイよ〜動揺しちゃうよぉ〜











「バーカ、誰が家族に手ぇだすか」













そっか…家族か…一応家族だよね〜そうだよね〜うん…。




しかもげーのうじんだし…立場全く違うしねッ…。




セイはドラマとか映画とかにも出ててキスしなれてるんだよねッ。




「………じゃあな、マネージャー待ってるから」




そういうとワタシのほうを振り向く事なくでていった。
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