今夜もアナタと。
「セイのバカぁぁ…あ…グスッ… 」




「…なんで俺がバカなんだよ!………ってかなんで泣くんだよ」




ワタシは紙袋を持ったままベッドに突っ伏したッ…。



涙は次から次から溢れでる。




「ちょ…、あんまり大きい声だすなって…親起きる…」




「………ププププレゼントありがと…………」




「…泣き止めバカ…。開けてみ」



意味の解らない涙を堪えつつベッドに座り直し、紙袋をそっと開いて中を開けたッ…。




「うわッ〜!カワイイッ!」




ハート型のシルバーが連なったブレスレットだったッ。

ハートの真ん中にはピンクダイヤ…多分本物だと思う…。




「ありがとッ!死んでも外さないッ!…………………でも高かったんじゃ………」




はっきり言って1番気になったのはそこだ…。




「いや、俺それなりに稼いでるから」




ん。たしかに(´・д・`)




「…いいから貰っとけ」




死ぬほどうれしいっていうのを初めて経験したッ…。
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