DEAREST...
その日からあたしは
あたしの勤務カードを見つけ拾ってくれた彼のことが頭から離れず1日1日を過ごしていた。
そんなある日。
れいちゃんが親の仕事の関係で海外へ行くことになり
あたしが朝からバイトしていた日に
あさちゃんとみくは合コンに行っていたらしく、
あさちゃんには彼氏が出来て学校でほとんど話さなくなり、
放課後も何も言わず彼氏と会うため急いで帰って行くようになった。
みくは
あたしとれいちゃんに何も話さずに内緒で合コンに行ったことを悪く思ってか、
あさちゃんと2人でいることが増え
あたしとれいちゃんを避けるような感じになっていった。
何も怒ってなんかいないよ?
何も話してくれなかったのは悲しいけれど
“合コンに行く”なんて
絶対に友達に話さなきゃいけないということではないと思うし…。
でもこうして
あたしたち4人の関係は少しずつ崩れ始めた。
どこにいても孤独さがつきまとうあたしに
あの日の出来事が
あたしを今以上寂しくさせることはなかった。
あたしに…
小さな光を見せてくれた気がした。
きっと………
きっとまた会える。
そんな気がしたの。
あたしの勤務カードを見つけ拾ってくれた彼のことが頭から離れず1日1日を過ごしていた。
そんなある日。
れいちゃんが親の仕事の関係で海外へ行くことになり
あたしが朝からバイトしていた日に
あさちゃんとみくは合コンに行っていたらしく、
あさちゃんには彼氏が出来て学校でほとんど話さなくなり、
放課後も何も言わず彼氏と会うため急いで帰って行くようになった。
みくは
あたしとれいちゃんに何も話さずに内緒で合コンに行ったことを悪く思ってか、
あさちゃんと2人でいることが増え
あたしとれいちゃんを避けるような感じになっていった。
何も怒ってなんかいないよ?
何も話してくれなかったのは悲しいけれど
“合コンに行く”なんて
絶対に友達に話さなきゃいけないということではないと思うし…。
でもこうして
あたしたち4人の関係は少しずつ崩れ始めた。
どこにいても孤独さがつきまとうあたしに
あの日の出来事が
あたしを今以上寂しくさせることはなかった。
あたしに…
小さな光を見せてくれた気がした。
きっと………
きっとまた会える。
そんな気がしたの。