DEAREST...
「この間はありがとうございました!あの時ちゃんとお礼出来なくてごめんなさい」
あたしの言葉に彼は
「君を見つけて直接渡してあげることが出来て良かったよ」と言った。
その言葉にあたしは生まれて初めてキュンとした。
彼が勤務カードを渡してくれたあの日。
そう…初めて会ったあの日から
あたしは恋をしていたのかな…………
「また買いに来るね」
彼はそう言って去って行った。
偶然この店に?
それとも勤務カードを見て買いに来てくれたの?
あたしは今まで経験したことのないドキドキ感に
襲われ続けた…。
理由がどっちであれ、
あたしに会うために来てくれたんじゃないかって
あたしの考えはだんだん膨らんでいく。
あたしの初恋……。
午後9時にバイトが終わり
不思議な気持ちと不思議な感覚のまま、
あたしは着替えてデパートの裏口から外へ出た。
裏口を出てデパートの正面玄関の前を通り過ぎようとした時、
大きなツリーの下で彼がニッコリ笑って立っていた。
あたしは何のためらいもなく彼のもとへ走った。
「どうしてここに…?」
「どうしても君と話がしたかったんだ。
ここにいれば君に会えるんじゃないかな、と思ってさ。」
そう答えた彼はあたしの顔を見て
続けてこう言った。
「会えて良かった」
あたしの言葉に彼は
「君を見つけて直接渡してあげることが出来て良かったよ」と言った。
その言葉にあたしは生まれて初めてキュンとした。
彼が勤務カードを渡してくれたあの日。
そう…初めて会ったあの日から
あたしは恋をしていたのかな…………
「また買いに来るね」
彼はそう言って去って行った。
偶然この店に?
それとも勤務カードを見て買いに来てくれたの?
あたしは今まで経験したことのないドキドキ感に
襲われ続けた…。
理由がどっちであれ、
あたしに会うために来てくれたんじゃないかって
あたしの考えはだんだん膨らんでいく。
あたしの初恋……。
午後9時にバイトが終わり
不思議な気持ちと不思議な感覚のまま、
あたしは着替えてデパートの裏口から外へ出た。
裏口を出てデパートの正面玄関の前を通り過ぎようとした時、
大きなツリーの下で彼がニッコリ笑って立っていた。
あたしは何のためらいもなく彼のもとへ走った。
「どうしてここに…?」
「どうしても君と話がしたかったんだ。
ここにいれば君に会えるんじゃないかな、と思ってさ。」
そう答えた彼はあたしの顔を見て
続けてこう言った。
「会えて良かった」