魅惑★ladyの作り方



「小学校の頃は…
お洒落も大好きで明るくて、皆の人気者でした。
…でも中学校に入って、華楠がスカウトされて読者モデルしたりするくらい可愛くなって、性格も良いし…
クラスの男の子の殆どが華楠を好きになっちゃったんです。」


理事長は知っていたから静かに聞いていたが四人はお洒落好き、明るい、人気、そして読者モデルという今の姿かはは想像もつかない言葉に目を見開いて驚いていた。



「二年になってもそれは変わんなくて、クラスで一番人気の男の子が華楠に告白したんです。
華楠の仲の良かった女の子もその男の子が好きで…
華楠は相談も受けてたし、好きじゃなかったから断ったんですけど…
次の日、学校に行ったら華楠はいきなりその女の子に引っ叩かれたんです。」


 
 
< 131 / 212 >

この作品をシェア

pagetop