魅惑★ladyの作り方
「じゃあcharm・fiveは知ってるんだ。
興味ある男とかいないの?」
ニヤニヤ笑いながら聞く帝に華楠ははぁ、と首を傾げる。
帝が俺にないんだからいないか、と訂正しようとした時。
『…smellの人。』
「…あ?」
仲良くなったばかりの馨の事を言った華楠に帝は驚いた。
「馨…?」
『…少し、だけ。』
少し照れ臭そうに車から外を眺める華楠に帝はニヤッと笑う。
「そんな格好してする事してんだなぁ。」
『…する事?』
華楠が隣にいる帝を見ると帝はまた厭らしく笑ってズイッと華楠に顔を近付けた。
『っ!』
驚いて帝を押し、また外方を向く華楠。
帝はニッと笑って華楠の耳元に顔を近付ける。
「れ・ん・あ・い?」
『ひゃッ…!』