ACcess -操-
パッとログインの画面に変わると同時に綺麗な音が鳴った。
「すごい!なんかすごい!」
独り言を呟いて笑う自分がなんだか可笑しかった。
さっき説明された事を思い出す。
「ログイン画面で、IDとパスワード入力…っと。」
カタカタとゆっくり入力する。
そのままエンターキーをドキドキしながら押した。
データ収得中―…
パソコンはこいつを通していいのかダメなのかを考えているかのようだ。
下のスペースには退屈させないようになのか、さっきのアイコンのスライムのアニメーションが動いていた。
30秒ほど待っただろうか。
また綺麗な音がして、認証が完了した事を伝えた。
「…。」
そして自動的に画面が真っ暗になった。
黒い画面の真ん中がキラキラと輝き、テクノウィルという文字が出た。
その後、Cross Fantasyというタイトルロゴと色々な風景画が写し出された。
僕は慌ててコントローラーとヘッドセットをパソコンに接続し、Aボタンをゆっくり押した。
―ギィ。
まるでそれは、扉を開くような音。
そして先程の画面はフェードアウトしていくように消えていった。
僕は、世界へ足を踏み出した。
「すごい!なんかすごい!」
独り言を呟いて笑う自分がなんだか可笑しかった。
さっき説明された事を思い出す。
「ログイン画面で、IDとパスワード入力…っと。」
カタカタとゆっくり入力する。
そのままエンターキーをドキドキしながら押した。
データ収得中―…
パソコンはこいつを通していいのかダメなのかを考えているかのようだ。
下のスペースには退屈させないようになのか、さっきのアイコンのスライムのアニメーションが動いていた。
30秒ほど待っただろうか。
また綺麗な音がして、認証が完了した事を伝えた。
「…。」
そして自動的に画面が真っ暗になった。
黒い画面の真ん中がキラキラと輝き、テクノウィルという文字が出た。
その後、Cross Fantasyというタイトルロゴと色々な風景画が写し出された。
僕は慌ててコントローラーとヘッドセットをパソコンに接続し、Aボタンをゆっくり押した。
―ギィ。
まるでそれは、扉を開くような音。
そして先程の画面はフェードアウトしていくように消えていった。
僕は、世界へ足を踏み出した。