ACcess -操-
立ち話も何なので、アジトへ。
と言っても、アジトと称して入り浸っている忍の部屋へ。
「五線譜。」
そう言うと、カチャリと鍵が開く音がする。
俺はドアを開けた。
普通は自分がログインしていなかったら、仲間だろうが部屋に入る事ができないが、不用心に彼はログインしていなくても入れるように設定していた。
ペッパーは壁に掛かっている旅団のリストを見ていた。
「…俺ら以外ログインしてないな。」
「二人でどっか行く?」
「そだな。」
そして何かに気づいたように呟いた。
「待てよ…俺ら、以外…?
…アリス、ログインしてないな。」
「え?じゃあ、自分が見たときはログインしてた…とか?」
「んー…。」
画面の向こうで眉間に皺を寄せているのが、容易に想像できた。
ふと、思い出した事を言ってみる。
「なぁ、アリスの装備が黒になってた…って言ったっけ?」
「そうだけど…?どうした?」
「もしかして俺も、一回見たかも。」
「いつ?今日?」
寄って来たので押し返した。
「ちょっと前。でも今日じゃない。」
よく考えれば、今の泉は女の格好だから…セクハラになるのか?とか一瞬考えてしまった。
でも声は少年の声だからいいか?なんて変な事を考えてしまった。
と言っても、アジトと称して入り浸っている忍の部屋へ。
「五線譜。」
そう言うと、カチャリと鍵が開く音がする。
俺はドアを開けた。
普通は自分がログインしていなかったら、仲間だろうが部屋に入る事ができないが、不用心に彼はログインしていなくても入れるように設定していた。
ペッパーは壁に掛かっている旅団のリストを見ていた。
「…俺ら以外ログインしてないな。」
「二人でどっか行く?」
「そだな。」
そして何かに気づいたように呟いた。
「待てよ…俺ら、以外…?
…アリス、ログインしてないな。」
「え?じゃあ、自分が見たときはログインしてた…とか?」
「んー…。」
画面の向こうで眉間に皺を寄せているのが、容易に想像できた。
ふと、思い出した事を言ってみる。
「なぁ、アリスの装備が黒になってた…って言ったっけ?」
「そうだけど…?どうした?」
「もしかして俺も、一回見たかも。」
「いつ?今日?」
寄って来たので押し返した。
「ちょっと前。でも今日じゃない。」
よく考えれば、今の泉は女の格好だから…セクハラになるのか?とか一瞬考えてしまった。
でも声は少年の声だからいいか?なんて変な事を考えてしまった。