ACcess -操-
少し洞窟の周りを歩くと、他と違う草むらがあるのに気付く。
「ねぇ、スカイ。あそこ…」
「おっ!見つけたか?」
スカイは草むらに近付いて、僕を手招きした。
「来てみろよ。初めての依頼、大成功だ。」
おめでとうさん、と言いながら何かを見せてきた。
手の中にはキラキラと光る何かがあった。
「…瓶?」
よく見ると、小瓶の中を世話しなく飛ぶ何かがある。
それがキラキラと光る物の正体のようだ。
「木属性の蛍光ホタルさん。
このままじゃただの瓶だけど、合成によく使う初心者には必要なアイテムさ。」
彼は手をヒラヒラさせながら、得意げに答えた。
しかし僕は、このホタルをどうして合成するだとか、合成がなんだとか、色んな事を聞きたかったが…まぁ、それはどうせまた今度になるんだろう。
アイテムボックスの中に森の蛍光ホタルというアイテムが追加された。
「じゃあ、帰るぞ。」
「もう帰るの?」
「蛍光ホタル捕獲が今日の目的だから、さっきの酒場に戻って報酬を貰うんだよ。」
「…本当にバイトみたいだ。」
「だろ?
よし、じゃあ離脱コマンドに合わせてフィールドからログアウトだ。」
「…りょ、了解!」
そうして初めての捕獲依頼を終えた僕らはフィールドを後にした。
「ねぇ、スカイ。あそこ…」
「おっ!見つけたか?」
スカイは草むらに近付いて、僕を手招きした。
「来てみろよ。初めての依頼、大成功だ。」
おめでとうさん、と言いながら何かを見せてきた。
手の中にはキラキラと光る何かがあった。
「…瓶?」
よく見ると、小瓶の中を世話しなく飛ぶ何かがある。
それがキラキラと光る物の正体のようだ。
「木属性の蛍光ホタルさん。
このままじゃただの瓶だけど、合成によく使う初心者には必要なアイテムさ。」
彼は手をヒラヒラさせながら、得意げに答えた。
しかし僕は、このホタルをどうして合成するだとか、合成がなんだとか、色んな事を聞きたかったが…まぁ、それはどうせまた今度になるんだろう。
アイテムボックスの中に森の蛍光ホタルというアイテムが追加された。
「じゃあ、帰るぞ。」
「もう帰るの?」
「蛍光ホタル捕獲が今日の目的だから、さっきの酒場に戻って報酬を貰うんだよ。」
「…本当にバイトみたいだ。」
「だろ?
よし、じゃあ離脱コマンドに合わせてフィールドからログアウトだ。」
「…りょ、了解!」
そうして初めての捕獲依頼を終えた僕らはフィールドを後にした。