大好きだから...

入院



-----。

痛っ。
左腕には点滴がされていた。


「あっ真波!!大丈夫??」


お母さんだ。


『うん…。お母さん私さっきまで学校居たんだけど?』


「病院よ。みたら分かるでしょ。」


いや走ってたような...

でも倒れたような...


コンコンッ

「失礼します。
あっ、目覚ましてましたか。真波さん気分は??」


『あっ、大丈夫です。』

白衣を医者が2人部屋に入って来た。

すると先を歩く優しそうなおじいさんって感じの人が話し出した。


「そう。あっ、お母さんお話があるので部屋を移してよろしいでしょうか?」


「はい。」

お母さんはおじいさんと部屋を出て行こうとした。


「あの、僕は...」

後ろについてきた若い男の医者が戸惑っていた。
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