unhappy valentine's day
2月14日
「友花。ちゃんと持ってきた??」
「うん。持ってきたよ。でも……あたしなんかが作ったのなんて食べてくれるかなぁ彩ちゃん」
「友花の作ったお菓子はおいしいんだよ!?ねぇ菜月??」
「うん♪♪トモのはおいしいから安心しな??」
「うん。わかった」
私橋野友花は今日、大好きな友達の
鈴木彩華ちゃんと糸田菜月ちゃん(通称彩ちゃんとなっちゃん)
と計画して、2月14日の今日、冴原淳くんにチョコを渡します!!
「じゃあ彩ちゃん。なっちゃん。いつくらいに渡すべき??」
「う~ん……放課後は??
チャリ置き場で部活が終わってから冴原君待ってようよ」
「さすが菜月だね♪
よし。それでいくよ友花!!
冴原にしっかり気持ち伝えるんだよ??
あたしら見守ってるから。
でも安部とかの邪魔はいるかもね…」
「え!?安部はやだよ……
あいつ何でか知らないけど私が冴原君好きなこと知ってるもん。」
「まぁなるようになるって。」
彩華が言った後チャイムが鳴り一時間目が始まった。