恋愛事情
「何ボーっとしてんだよ。」
優詩は合鍵で私の家の扉を開く
「優詩……これ見て……」
優詩はダルそうにあの手紙に目を通した
「彼氏彼女同伴OKだって」
「へ?」
間抜けな声が出た
「行こうぜ」
「でもあんな人達に会いたくない」
それに日時は
クリスマスイブの日
私は優詩と2人で過ごしたい
「逃げんな。
きちんと行って芽依の事虐めていた奴ら見返そうぜ」
それでも会いたくない
「俺もいる」
そう言って私を抱きしめる
「じゃあ………行ってみる」
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