恋愛事情
俺は簡単にかわして
「俺の顔に傷付けてみな」
「やってやろう」
元カレはむきになって殴ろうとした
そこで俺は帽子と眼鏡を外した
「うそ」
「あれって優詩!!」
「私大ファン」
さっきまで芽依を馬鹿にした奴らが手のひら反したようにキャーキャー言い始めた
「ねぇ元カレ君。
傷付けてみな。
俺に傷1つ付けたら何千何億っていう金が動く。
お前それ払えんの?」
元カレは青い顔をして
床に座り込んでしまった
「お前ら芽依をよくも虐めたよな。
芽依どうしたい?」
「はっきり言って殺したいくらい憎んでる」
どんどん周りの奴らも顔を青くし始めた
「それくらいなら俺が一声かければ出来るぞ」
「どうでもいい。
二度と私に関わらないで」
そして俺達は会場を後にした
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