恋愛事情



「相澤 雫です」


何でここに雫さんがいるの?


「あっ昨日優詩と一緒にいた人だよね?」


雫さんは私に気が付いて
話しかけてきた


「矢倉……芽依です」


「芽依ちゃんね!

いきなりで悪いんだけど
あなた優詩の何?」


さっきまでの可愛らしい笑顔は無く

冷たい瞳で私を睨む


「私は優詩の彼女です」


「私に優詩頂戴」


何を言っているの?


「私ね優詩の元カノ。
昨日優詩にやり直さないか聞いたら
いいよって」


ウソだ………


「信じてないでしょ。
本当だから優詩に聞いたら?」









.
< 132 / 171 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop