恋愛事情



門をくぐると

プップー


車のクラクションの音が響いた


ウィンドウが開き中にいたのは俺のマネージャーの

北沢 純也だった


「優詩。
乗れ!遅刻だぞ!」

「ヤッバ!!」



仕事の事を矢倉と話していた時すっかり頭から抜けていた為

時間を確認していなかった


「ったく。今日は絶対遅刻するなと言っただろ!」


「すいません……」



その後も北沢に怒られながら現場に向かった



その間もずっと頭の中を支配していたのは



矢倉だった










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