恋愛事情



「芽依。今日この後暇?」

「へっ…?うん………」


委員会が終わり帰ろうとしたら
優詩に止められた


「今日結奈の誕生日で
要とか千沙も来るし…
お前も来いよ」


結奈………?

結奈って彼女?


ズキッ


また胸が痛んだ


「私は……」

「拒否権は無い。
つー事で行くぞ」


優詩は私の腕を掴みそのまま何処かに向かった












着いた先は








「ここ…………」


都内でも有名な豪華なマンション

「ここ俺の家」

「えっ!!」


家!?

ここに住んでるの!?



「ただいま」

「おかえりなさい」


玄関で迎え入れてくれたのは


綺麗な大人の女性だった




この人が彼女…………?


「あっ結奈、コイツが芽依」
「あっこの子が!!
よく優詩から話を聞いています。」

「えっと……矢倉芽依です」
女性はニッコリ綺麗な笑顔を見せ

「優詩の母の結奈です。
いつも優詩がお世話になってます。」








“優詩の母の結奈です”

優詩の












母!?









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