恋愛事情
「あの……今日誕生日なんですよね?」
「うん!34歳になるの」
私結奈さんの誕生日なのに
「すいません!何も無くて……また日を改めて持って来ます」
「気にしないで」
結奈さんは明るくそう言ってくれたけどやっぱり何か持って来るべきだった
あれ?私が悪いのかな
そもそも優詩が説明も無しに連れて来るのが悪い
少し優詩を睨みつつ
私達はリビングに入った
リビングには
結奈さん
優詩
千沙ちゃん
要君
私
そして知らない男性
「舜!帰ってたんだ。
あっコイツが矢倉芽依」
「あぁ」
男性は興味なさそうに答えた
「舜!そんな態度しないの」
結奈さんが男性に喝を入れる
誰だろう……………?
「分かったよ。………優詩の父の舜です………以上」
「やっ矢倉芽依です。」
男性は舜さんか……
これまた若いお父さんで………
.