紅龍 ―1―


その後もアキトは俺の話に付き合ってくれた。






そして電話は、















「アキト…ありがとう―…。」















俺の言葉を最後に途切れた。








"ありがとう"







今までありがとう何て仲間に言わなかったから、俺は今日のありがとうに沢山の意味を込めた。






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