紅龍 ―1―
それが分かってここに来るのは一回、本当に二人が拉致られたから―…大変だったな、あれは。
まぁ、だから以外に今回は普通で良かったと思う俺はだいぶ、変人に近いと思う。
だって普通じゃん。
"今回も"俺の「その人を返せ。」って低い声でカラフル頭さん達がかかってくるんだから。
それは偽物の拉致って事。
だからってかかって来るカラフル頭さん達に加減はしない。
だってカラフル頭さん達も手加減無しだよ?
まぁ俺は敵ってことだしな。
そんな事考えながらカラフル頭さんを殴る。
「蘭ちゃん、かつら!!!」
その途中聞こえた京花の声に俺は従った。
かつらを京花に投げて、カラフル頭を交わしながら髪をゴムで上で一つに結んだ。
「蘭ちゃん格好いい。」
なんて母さんの声は無視だ。
そんな母さんの言った"今回の人達は強いよ♪"は馬路で当たってた。
地味に強い―…。
カラフル頭さん達は俺の一番苦手なタイプ。
イコール諦めませんタイプだ。
殴っても立ち上がってくる。
「ハァ―…ハァ…。」
そんな奴らを何十人も1人で相手したら流石に疲れる。