紅龍 ―1―





―――――――――……


――――――………

―――………




怖かった―…。







振り返った先には鬼の顔したリュウ。




そして目が合った矢先怒鳴られる始末。




その説教が終わったと思ったらみんなから、




「「「「どんな魔法を使った!?」」」」




と質問ぜめ。



私は適当に返したけど。






んで、シュウマと言えばリュウの説教を右から左に流してずっと私に抱きついてるし…



重たい―…





てか、疲れた―…。






馬路疲れた―…。







さっき寝たばかりなのに長い時間寝た行為からか、私にまた睡魔が襲ってきた。



だから、



私は寝ようと思って




「私疲れたから寝るねぇ―…。」





とだけ言って前に見つけた部屋のまた奥の部屋にあるベッドに向かってダイブした。



「フカフカで気持ちいい―…」




その行動にみんな目を見開いて驚いていたけど、直ぐに規則正しい寝息を立てて眠りについた私に何故かなんて考える暇はなかった。







そしてそれを私は後になって後悔した。





後悔しまくった。




< 192 / 339 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop