紅龍 ―１―

龍side





馬路焦った。



今、俺の専用のベッドで眠るラン。



スースーと規則正しい寝息を立てながら―…。




ヤバイ可愛いい。





てか、服装もいつもと違うし―…。






理性が―…。







｢――――…くそ。｣






俺はランの頬に優しくキスをした。



これで止めた俺は偉いと思う。




だって好きな奴が自分のベッドで―…







馬路俺気持ち悪い―…。








何か自分がランの事好きって気付いてからランに対しての嫉妬がヤバイ。





さっきだって帰ってくるなりランの膝でシュウマが気持ち良さそうに眠るの見て馬路で切れ気味だった。




だってあの女嫌いのシュウマが懐いてんだぜ？






どんな魔法使ったんだよ？





本当にランって―…








｢変な奴―…。｣








俺はもう一度ランの頬に優しくキスをした。