紅龍 ―1―
*
「んじゃHR終了。」
俺はあっちゃんがそう言った瞬間、
「結真。」
結真の腕を引いて、隼人のところに行った。
ずかずかと結真の腕を引っ張る俺。
別に結真は嫌がる素振りをしなかった。
「隼人。」
隼人のクラスについて窓から隼人を呼ぶ。
その瞬間、隼人以外の視線も注がれたが別に気にならない。
「どうした?レン。」
それは隼人も同じで、隼人は何の迷いもなく俺たちの所まで来た。
そして俺の隣にいる結真を見て
「場所を変えるか。」
とだけ言って隼人は俺たちの前を歩きだした。
「あぁ。」
俺たちは静かに付いて行った。
「んじゃHR終了。」
俺はあっちゃんがそう言った瞬間、
「結真。」
結真の腕を引いて、隼人のところに行った。
ずかずかと結真の腕を引っ張る俺。
別に結真は嫌がる素振りをしなかった。
「隼人。」
隼人のクラスについて窓から隼人を呼ぶ。
その瞬間、隼人以外の視線も注がれたが別に気にならない。
「どうした?レン。」
それは隼人も同じで、隼人は何の迷いもなく俺たちの所まで来た。
そして俺の隣にいる結真を見て
「場所を変えるか。」
とだけ言って隼人は俺たちの前を歩きだした。
「あぁ。」
俺たちは静かに付いて行った。