紅龍 ―1―
蘭side




"邪魔な隼人も居るし"





そう結真が言った瞬間に隼人が綺麗な蹴りを入れた。



それに結真は「イッタァー!!」何て言って涙目で隼人を訴えてた。







あの頃みたいな和やかな空気。







あの頃に戻ったみたいだ。






馬鹿な結真に辛口な突っ込みを入れる隼人。





それに



「アハハハハハ!!!!」






爆笑する俺―私。











あの頃と同じ―…。














私がまた紅龍に戻る日は来るのだろうか……








私は綺麗な青空を見上げた。





空は青く棲んでいた―…。




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