紅龍 ―1―



それからの蘭と俺の行動と言えば、素晴らしいと言うか素早かった。












俺から離れた蘭はどこに向かうかと思えば、とことこと龍のもとに行き















「起きてるよねェ〜?フフッ。」
















と悪魔の笑みを見せて龍に顔を近づける。











それに素早く気付いた俺は蘭の顔の前に手を広げた。









ギリギリセーフでキスは阻止。













それに小さく舌打ちした蘭は次はと結真に近づく。









それはまた早い行動だった。



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