紅龍 ―1―




何時ぶりだろう?










1年は行ってない。









それは確かだ。
















1年ぶりの紅龍―…











車はいつの間にか紅龍に着いていて、結真に声をかけられ車を降りると風が頬を冷やす。






「――――……。」












今私は紅龍の倉庫の前に立っている。








1年ぶりの私の居場所―…



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