紅龍 ―1―



皆との再会をして私はただ泣く事しかできなかった。












でも仮にも私は紅龍元総長。










何分くらい泣いただろう。














私は涙を拭い、皆をはっきりと目に映した。











私が泣く姿をじっと静かに何も言わずに見ていた皆に口を開く。















「紅龍7代目総長。黒瀬 蘭。ここ、仲間のもとに7代目総長として来た。」















一気に倉庫は歓声が上がった。













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