紅龍 ―1―
"黒蛇"
薬やシンナーなどにも手を付けており、私達も目をつけていた奴ら。
そろそろ"紅龍"の力で潰さないと―…
って思ってたんだけどなぁ。
そんな時、突然事件はおこた。
――――――――――…
*
「…―チッ。」
さっきから私の後ろを追い掛けてくる奴ら。
バイクのミラーで確かめてみてざっと50〜100ぐらいいる。いや、それ以上か?
今まで嫌になるほど、"こんな事"あったけどさ…
流石に数が多い。
逃げ切れるかな?
いや、逃げ切らないといけないのか!!!
まっバイクには自身があるから、今までずっと捕まらなかったんだけどねェ―…
でも―…
「うーん…私このままだと死んじゃうね。」
今回はヤバイらしい。
そんな事思いながらバイクのスピードを上げた。