【ND第1回】はじまりは君の隣で




「なんでって…菜々子が心配だから?」




苦笑しながら、そう言う龍之介。




「未練ったらしいな、俺。」





かっこわりぃーそう言って、立ち上がる龍之介。




きゅん




久々に胸がときめいた。




「はい、これ」




渡されたノートさえも、愛しく思えてしまった。





あたし…重症だね…






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