これは貴方への愛だった…


ばさっ…ーー


手を、カッターを持った手を降りおろした。


ばんっーーーー


あの優太が来た。


この時あいつが来なければ私は奈緒香を本当に傷つけたかもしれない。


バカなことした……


そう思うと顔が更に赤く染まる。


あそこに居られなくなり生徒会室を飛び出した。


「奈緒香…ごめん。」


そうつぶやきながら…………




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