制服天使。

一人暮しのために
荷物整理をしていたとき

押し入れの奥で眠る
制服を見つけた。


懐かしくて
くすぐったくて
温かくて

そして遠い。


遠く霞む
儚い想い出。



貴女は今も
幸せですか。



感傷に浸ってしまったアタシは
貴女と歩んだ道を
独り歩いてみることにした。

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