制服天使。

翌日
満席のバスに揺られ
人の波に流されながら
なんとか学校へ行き着いた。


もうクラスメイトのほとんどは
集まっていた。


右隣の男子は
ぎゃーぎゃーと騒いでいる。


うるさいよ、ガキ。

と心の中で呟き
席に着いた。


前の席はまだ空いていて
その前に座る
短髪のツンツン頭が見えた。

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