制服天使。

周りを見渡すと
まだ空いている席が多い。



幸い
私の前と右隣も
まだ空席。


できればずっと
埋まらないでほしい。



そんなことを考えながら
重たい頭を抱え込むように
机に伏せて目を閉じた。





そのときだった。

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