制服天使。

チャイムが鳴り
ふと我に返り周りを見渡した。


いつの間にか
席はすべて埋まっていた。



右隣が男子であることに
変わりはないけど

前が女子だと
安心する。



と思ったのもつかの間

さっきの冷たい目を思い出し
すこし肩を落とした。


この人とは
友達にはなれそうもない。

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