君の隣の!
…気まずいなこの状況!
俺は女子恐怖症なんだ!

「まーまー怖いカオせずにウチにおいでって。団子があるよ」

「あー…うん、はい。是非お供させてください」

半強制的に俺は坂巻に拉致された

「はいよっ!アリス!お待ちかねの団子さ!たーんとお食べ!」

「おおお!神社バンザーイ!」

「はっはー!普通神社では団子なんか配布してないからねー!」

やべー早く帰りたい…
いづらい空気だこんにゃろぅ!

「お茶ついでくるからちょい待っててね!」

坂巻は忙しそうにバタバタと家の中に入っていった

二人きり。

「なぁ、」

「なんだ?」

「お前、私の自己紹介信じたか?」
「いいや…」

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