事故
「すぐにドアを閉めて!!!」



凜子がヒステリックな声で言った






「紗耶香・・は・・?」




二人ともうつむいている






再び凜子がすすりなく




「置いてきちゃったんだあたしら・・・」 そう言って凜子は再び泣いた




民男が口を開く

「救いようのない状態だったんだよ。死んでる。」



愕然とした



僕は声を荒げた



「お前ら!!ともだちだろ!それでもともだちかよ!!!だいたい事故った原因は民男だろ!!


お前なんで谷底に向かってハンドルきったんだよ!!!」




「声が・・」
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