めるへん☆ばいかー
すくーるでいず

学校の中では生徒会会長をしていたり学級代表をしていたりと忙しいいちごであった。

後輩からもよく声をかけられる。

『いちご…先輩』

『んっ?…えと…』

『あ…あの。僕いちご…先輩のファンで…』

『ファン!?』

『えっ…いやその…す…好きなんです』

『んと…ありがとう。君の名前は?』

『僕は…達也っていいます。河本達也です。』

『達也君かぁ。いい名前☆気持ちは嬉しいのだけれど…私恋愛にはあまり興味がなくって、ごめんね。よかったら今度うちに遊びにいらして。いつでもいいよ』

といっていちごはいつも断っていた。なぜだかよくモテるのだが恋愛に興味がないせいか断っている。


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