めるへん☆ばいかー

その日の授業も終わりいちごはルンルン気分で帰り道を歩いていた。

いつものバイクショップに寄ろうとしたら後ろから声をかけられた。

『いちごちゃん!』

振り返ってみたら尚輝君だった。

『あっ…尚輝君』

『店長の言ってた通り毎日通ってるんだね(笑)』

『だって店長さんとのお話楽しいんですもの♪』

『そっか、あウチ来ない?』

『えっ…いいの?』

『もちろん!この近くなんだ俺の家』

『へぇ…そうなんだ』

『ああの白い家だよ』

『……白い家って……あ』

『どうしたの?』

いちごはまた驚かされてしまったのだ。まさか自分の家の3つ隣の家だとは……


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