愛されたい
「祥〜!」

彼の名前を呼ぶと彼はこちらを見て少し微笑むと


「おう!」と言って軽く手を挙げた。

「祥、おはよう。」

彼の傍に駆け寄るとあたしは満面のえみで彼に挨拶をした。

「おはよう、リサ。」

彼も笑顔で挨拶を返してくれる。

あたしは自然に彼の隣に並んでお喋りをしながら歩く。

そんなあたしたちを見て彼女たちは、

「リサと早瀬くんって本当お似合いだよね。」

「さすが学園No.1美少女と学園1のモテ男」

「あのふたりって幼なじみなんでしょ?ぃぃなぁ、リサ羨ましい〜!」

などと言っていた。
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