*初恋STUDY*



「あのなぁ...ちょっと来いよ」

「へっ?」



私は、遠藤に腕を掴まれ

廊下へ連れて行かれた




「お前は、俺が居なきゃ貴彦は幸せだとかって思ってるかもしんないけど、貴彦は「お前と居るより」俺といたほうが楽しいの!つまり...お前は貴彦のことを何も知らない。ってことだ」

「っ...」



確かに

遠藤よりは貴彦くんを知ってるわけじゃないよ!!




だから、もっともっと知りたいんだよ!!


なのにコイツは...

いつもいつも私の邪魔をして...




「何睨んでんだよ」

「ふんっ!」


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