守ってやるよ。
しばらく、憂璃と話していると、俺の携帯がなった。
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「海斗か、どうした?」
「らいー。暇だから倉庫きてよー」
「めんどい。」
「らいー。お願い」
男の子くせにハートつけんぢゃねぇーよ。
「めんどい。」
「ぢゃあ、叔母さんと叔父さんに言うよ。今、海にいるでしょ。」
「は?」なんで知ってんだよ。
「分かったよ。今から、行く。」
あのふたりに言われると、すぐつかまっちまうしな。
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電話をポッケの中に入れると、憂璃が口を開いた。
「いくの?」
びっくりした。
さっきまで、無愛想だった憂璃が急に可愛いこと言うから。
「一緒にくるか?」
コクりと頷く憂璃が、可愛くて。抱き締めてやりたくなった。
が、我慢をして、頭をグシャグシャしてやった。