天使が舞い降りる
side AKUA
「アクア、ちょっと着なさい。」
「はい。何でしょうか、」
俺は神様に呼ばれた。
まあ、こんなことは日常茶飯事でどうせ魂を天国と地獄に案内する雑用だなとか考えていたんだけど・・・・・。
「お前に今からある使命を与える。」
ん?
使命??
なんだ???
「今から人間界に行ってもらう。メモをしなさい。」
俺はあわててメモを取り出す。
天使には位があって5段階に分かれている。
まあ、簡単なんだけど下から5,4,3,2,1段階となっている。
だいたい3段階までが魂の案内でそれ以外の1、2段階・・・つまりプロってことだけど、その人たちが他の役割を果たすんだ。
それなのにやっと4段階に上がれた俺がなぜご使命を受けるんだ?
「あの、なぜ俺なのでしょう。俺はいま4段階で・・・・」
「私がお前を拾ったこと覚えているな。」
「はい。」
「なら、ちゃんと果たすんだ。」