天使が舞い降りる

まあ、そういうことで私の中のアクアの第一印象はもう本当に最悪だった。



どうせ、アクアが来るのは夜の10時から12時までっていうしあんまり関わりないからいいんだけどね。




      □■□■□■□



「お~い!ちーちゃん。」



「あっ、さっちゃーん!!」



「1週間ぶり。っていうかちーちゃんブレザー超似合ってるよ。」



「さっちゃんも似合ってる。一緒のクラスになりたいね。」



「ねっ、て人多いね。クラス見るだけでも大変そう。」



「じゃあお母さんたちは先に体育館に向かってるから。」



「「わかった」」



私とさっちゃんのお母さんは本当に仲が良い。



ときどき私たち以上じゃないかって思っちゃうんだよね。



やっと掲示板が見えてきた。



「あったよ!私とちーちゃんおんなじクラス!!やったー!」



「ほんと?嬉しー。これからもよろしくね♪」



「こちらこそ。うちら縁あるね♪」



嬉しー。



友達の心配ごとが減ってよかった。



「ねえ。」






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