天使が舞い降りる
「あのー、あなたは何者?」
「俺?俺は天使。おれの名前はアクアだ。普通にアクアと呼んでくれ。仕事は神様の雑用だ。」
天使なんてこの世の中にいたんだ。
すご~い。
でも?・・・・
「なんで私のところなんかに来るの?」
「あーそれはこういうことなんだ。」
そう言って取り出したのは小さな箱。
ちょこんと赤いリボンがしてある。
それを私の手に乗せた。
「開けてごらん。」
リボンを解いてふたを開ける。
パカっ・・・・・
『パンパカパ~ン
おめでとうございます。
あなたは世界中の中から抽選で選ばれるなかのひとりにえらばれましたー!!これを手にした人に願いが3つかなうベルを差し上げます。』
はあああああ!!!!
なにこれ!!
「抽選って何??」
「神様が適当に選んだ人の中に入ってたから抽選。世界で10人しか選ばれないんだ。君はその中の一人に入ってしまったっていうこと。」
世界っていろんな国があるよね。
世界って広いよね。
中国には13億人の人がいるし、日本には1億300万人の人がいるよね(入試勉強で得た知識。)
その中からたったの10人しか選ばれないのにその中に入ってしまったんだ。
って・・・えー!!!!
「そんなことって本当にあるの?っていうか詐欺っぽい。嘘なんじゃない?なんでそんな抽選みたいなことがあるのよ。しかも10人だけって。なんかラッキーかもしれないけど不公平じゃない??」
「しらねーよ。神様に聞け。俺はただ雑用を頼まれただけなんだ。それにそんなにお前にかまっている時間もない。だから1回で