美女と美男の恋愛武勇伝!?

やっぱりか。


「でもね。
 今、サトシ売れてるじゃん。
 それなのに、妊娠なんか
 噂になったら・・・。」

「・・・・。」

「だからね、あたし、みんなに
 言わないで、中絶しようと
 思うんだ。」

「は??」

「だって、みんなに迷惑かけられないよ。
 しかも、あたしまだ、13だよ?」

「お前は産みたくねぇの?」

「産みたいよ。
 でも、これしか方法ないじゃん。」

「お前は、そうやって人の命を 
 むだにするんだな!!
 そんなやつだと思ってなかった。」

「そんなこと言ったってしかたない
 じゃん・・・。」


アカリは、泣き始めた。


「俺は、お前が産みたいなら産んだほうが
 いいと思う。
 俺は、反対しない。
 みんな反対しても、俺だけは
 絶対反対しねぇ。」


「うわぁーーーーーん!!」

「よしよし。」
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