美女と美男の恋愛武勇伝!?
「どうしたの?ソウタ君。」
「俺と付き合って。」
ざわついていた教室は静まり
返った。
「いいよ。」
なにこいつ。軽い。
こんな奴だなんて思わなかった。
おれ軽い奴って一番嫌い。
なんでこんな奴のこと好きだった
んだろう。
(あんたが馬鹿だったんだよ。)
「やっぱ、いいわ。」
「な、なんで?」
「だって、俺。軽い奴って
この世の中で1番嫌い。」
「なんで、あたしが、軽い女だって
言うの?」
「だってさ、普通。
告白されたら、少しは考えるでしょ?
でも、あんたの場合即答だし。
しかも、毎日男とっかえひっかえ
してんでしょ?
俺って馬鹿だよな。
こんな奴のこと好きだっただなんて。」