あいつ色
あれ、先生しかいない。
「せんせー!華乃羽ちんは??」
「え、もう帰ったよ?」
「あれ?そうなの?!」
「うん。どうしたの?」
「いや、外で、り……待ってる人がいるから、いつ帰るのか聞きに来たんだ」
名前を伏せたのは莱介なりの心遣いだ。
「そーなのか。」
「うんっ!」
「まぁ、帰ったからお前も帰れ。」
「はーい!」
「じゃあな。」
「さよーならっ☆」
俺はスキップで視聴覚室を出た。
そして玄関先で理生にもちろん会った。
「あ、理生。華乃羽ちんもう帰ったって。」
「嘘だろ?」
「いや。だって視聴覚室いなかったし。先生に聞いて帰ったって言われたんだもん。」
「だって、ほら、そこ。靴あんじゃん。」
「あ、ホントだー。……裸足で帰ったのかな?」
「んなわけあるか。」
「せんせー!華乃羽ちんは??」
「え、もう帰ったよ?」
「あれ?そうなの?!」
「うん。どうしたの?」
「いや、外で、り……待ってる人がいるから、いつ帰るのか聞きに来たんだ」
名前を伏せたのは莱介なりの心遣いだ。
「そーなのか。」
「うんっ!」
「まぁ、帰ったからお前も帰れ。」
「はーい!」
「じゃあな。」
「さよーならっ☆」
俺はスキップで視聴覚室を出た。
そして玄関先で理生にもちろん会った。
「あ、理生。華乃羽ちんもう帰ったって。」
「嘘だろ?」
「いや。だって視聴覚室いなかったし。先生に聞いて帰ったって言われたんだもん。」
「だって、ほら、そこ。靴あんじゃん。」
「あ、ホントだー。……裸足で帰ったのかな?」
「んなわけあるか。」