拝啓 かけがえのないアナタ 〜最後の言葉〜
お兄ちゃんと登校できるなんて・・・フフン。
「おい!瑠花!!なにニヤけてんだよ・・・」
「ううん〜別に〜♪」
「機嫌いいな(笑」
「だって!!お兄ちゃんと会えて朝から登校できるなんて瑠花嬉しいんだもん!!スッゴく嬉しいの。」
「そっか!俺も瑠花に会えて嬉しいよ」
ナデナデ・・・
「えへへ♪
お兄ちゃんに頭撫でてもらうの瑠花大好き!」
「そうなの?だったらもっとやってやる!」
「キャー!!乱れるよ」
「あはは。いいのいいの!!」
こんな風にお兄ちゃんと出来るなんてまだ夢みたいだなぁ・・・
もう離れたくないよ
ずっと・・・ずっと一緒にいたいよ
「ん?どうした瑠花?いきなり黙って。」
「ねぇ・・・お兄ちゃん。1つだけ聞いていい?」
「おぅ!いいぞ。なんだ?」
「もう離れたりしないよね?」
「・・・・・・」
「もう瑠花の前からいなくならないよね?」
お願い・・・答えてよ