恋色。君色。
忘れられない記憶
―――…
『シャー』
シャワールームからは、シャワーの音が
響いている。
あれから、私と男の人は私ん家へ来た。
とりあえずお風呂に入ってもらうことに…
謎の液体臭いしね。
あ。タオル。
―タッタタ
「あの、すみません。」
「んあ?」
シャワールームからは、低い声が聞こえた。
「あの、ここに、タオルおいときますね?」
「おお、ありがとう!」
一気に声があがったな~。
「…」
そこをあとにした。
てか…
うち、この人の名前聞いてないじゃん!!
いま気がついた。