トリッティーの壁から手






「そんな服?」







ニコニコ笑顔のシルクハット少年の頬がピクリと動いた。




そして、目の前の身長差のある鼻先に、勢いよく杖の先端を突き付けてこう言った。




「僕の設定なんだから、ばかにするな」




と。





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